2009年6月30日火曜日

6月30日(火)













ひっそりと ほとけを宿す ハスの華
 和名 ハス
 学名 Nelumbo nucifera
 英名 Lotus













草も木も 道も水面も 梅雨の雨
 和名 梅雨(つゆ)
 学名  Mina Bisshori
 英名 Sweet Rain

6月30日(火)、小雨のち曇り、4名参加。

朝から小雨が降っています。「こんな雨の日に来るなんて好きですねえ」と人のことを言いながら、結局みんなでぞろぞろ雨の中を歩き始めました。白い雲は低く降りてきており、小道にかかる枝先から雨だれがこぼれ落ちてきます。梢のホオジロや電線のムクドリ、キジバトは眠っているように静かにとまっています。小道近くのやぶからウグイスが澄み切った声を聞かせてくれました。ゆっくりとしたオオバン以外は動くもののない静かな湖面でした。
今日のヒロインはハスの花(開花初認)です。桃色のハスのつぼみがゆっくりと開きかけていました。これから湖面のハスの花が次々と開いていきますね。昨年、潟舟でハスの群生の中を進んだ時、極楽浄土の風景ってこんな様子なのかなと考えたことを思い出しました。

ヨシゴイ トビ キジ オオバン キジバト カッコウ ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ウグイス オオヨシキリ シジュウカラ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 21種

2009年6月23日火曜日

6月23日(火)

雨は一息つきましたが、風はなお強くハスの葉をはためかせ、しっとりした綿飴のような雲が角田山をおおっていました。
ゆっくり観察舎経由で上潟へ行きました。大清水を回りこみバイオトイレの近くに来たら、あいさつした畑のご夫婦から「なじら、食わんかね~」とスイカを差し出されました。どうやらキジがビニルトンネルに入り込みスイカの味見をしているらしく、穴が開いており売り物にならないとのこと。ありがたくいただきました。ご夫婦の笑顔とお気持ちに感謝です。すぐ先のバイオトイレベンチで3人お腹いっぱい食べました。キジくん、いたずらやめようね~。
確認鳥種は
カルガモ キンクロハジロ ミサゴ トビ オオタカ キジ オオバン コアジサシ キジバト カッコウ ヒバリ ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ ウグイス オオヨシキリ  シジュウカラ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス 24種
byハッと


2009年6月21日日曜日

6月21日朝めし探鳥会

待ちに待った朝めし探鳥会です。
しかし、未明からのザーザー雨に「どうしよか・・」と弱気。行くだけ行きましょうと雨具を着て出発。まあ、のんびりのんびり、雨もまた楽しいものです。観察舎を過ぎてしばらく行くと雨もやんできました。鳥たちはさえずり始め、海の方向には青と白の空が競りあがってきました。中道を回る頃には暑くて雨具を脱ぎました。
よかったあ~雨だからよかったんだね・・・いつもの佐潟なんだけど、いつもの風景やいきものがいきいきしていました。
一周した10人のニコニコ顔が金久食堂に集まりました。親父さんが奮発したのでしょう、メニューがすごい。「おいしい」「お腹一杯」とまだ朝なのに、みんなテンション高かったです。
また、やりますか~暑さを越えて秋にでも。みなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
確認鳥種は
カイツブリ トビ キジ オオバン キジバト カッコウ ヒバリ ツバメ ハクセキレイ ヒヨドリ ウグイス オオヨシキリ ホオジロ アオジ カワラヒワ スズメ ムクドリ ハシボソガラス ハシブトガラス 19種でした。
byやん(そういえば鳥の写真がなかったですね。写真の名前はプロパティを参考どうぞ)
































































2009年6月16日火曜日

6月16日(火)













カッコウの 声が響いて 空の青

和名 カッコウ
学名 Cuculus canorus
英名 European cuckoo













木の陰に 静かに白く ユキノシタ

和名 ユキノシタ
学名 Saxifraga stolonifera
英名 Beefsteak geranium














セリ・ワサビ 間違えるなよ ドクゼリだあ

和名 ドクゼリ
学名 Cicuta virosa
英名 Cowbane water hemlock

若葉をセリと間違って食べ中毒することがあります。葉にセリ特有の香気がない点が鑑別点です。根茎をワサビと間違えて食べた死亡例もあるようです。


6月16日(火)晴れ、参加者5名

あっぱれな快晴とそよ風、もうそれだけで来たかいがあるようなさわやかな朝でした。
相変わらずのオオヨシキリの声の中で、カッコウが負けずに鳴いていました。やっぱり、青い空と白い雲に響きわたるカッコウの声というのは最高ですね。ハヤブサが空を輪を描いて飛んでいました。いつも一直線のハヤブサしか見ていないので意外でした。上潟でキンクロハジロ発見。「今頃こんなとこにいて、いいんかい」と皆に言われていました。個人の自由というのもあるので、そっとしておいてやりましょう。
カイツブリ カワウ ヨシゴイ コガモ キンクロハジロ トビ ハヤブサ キジ オオバン コアジサシ キジバト カッコウ カワセミ コゲラ ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ウグイス オオヨシキリ メボソムシクイ メジロ ホオジロ カワラヒワ スズメ コムクドリ ムクドリ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス 32種

2009年6月9日火曜日

6月9日(火)

涼しげな 木陰でさえずる メボソかな
 和名 メボソムシクイ(亜種コメボソムシクイ)
 学名 Phylloscopus borealis
 英名 Arctic Warbler












曇り、微風あり。参加者7名。(うち新人2名)
佐潟の湖面にアオコがでてきており、緑色の絵具を流したような状態になっています。湖面は静かで相変わらずツバメが飛びまわり、オオヨシキリの声が響いていました。
今日もカワセミの姿は見られません。子育てで忙しいのでしょうか。
メボソムシクイのさえずりを聞くことができました。亜種メボソムシクイはチョチョチョリ・チョチョチョリの4節でさえずり、亜種コメボソムシクイは低い濁った声でジジブ・ジジブと3節で鳴くのだそうです。
オオタカの飛翔を二回見かけました。オオタカの飛翔の特徴として「翼を上まであげないではばたく。肩が上がらないので五十肩と同じだ。」という解説で、五十肩の私は深く納得しました。

本日の確認鳥種は
カイツブリ コガモ トビ オオタカ キジ バン オオバン キジバト カッコウ ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ウグイス オオヨシキリ メボソムシクイ ヤマガラ シジュウカラ ホオジロ アオジ カワラヒワ スズメ ムクドリ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス の28種
追加)アオコについて
アオコというのは、栄養が豊富になった湖沼に藻類が大発生し水面を覆い尽くすほどになった状態をいいます。水面に青緑色の粉をまいたように見えるので青粉(あおこ)といいます。水面をアオコが覆うと他の水生植物は光合成ができず死滅します。また、溶存酸素が消費され魚類などの動物が酸素欠乏により死滅します。あまりいいことはないようです。どうする!佐潟。がんばれ佐潟!

2009年6月2日火曜日

6月2日(火)

中央の枯れ木の梢にホオジロがとまり、さえずっています。
見えない人は双眼鏡で見ましょう。(←ジョークです)
写真左下のボタンをクリックしてみてください。
音が聞こえますか?













片隅の ワスレナグサにも 朝のつゆ

シンワスレナグサ
和名:ワスレナグサ
学名:Myosotis scorpioides
英名:True Forget-me-not, Water Forget-me-not













巣作りのための枯れ草?1本くわえています。

この1本 最後の仕上げ マイホーム
和名 ツバメ
学名 Hirundo rustica
英語名 House Swallow













えさねだる この子の巣立ちも もうすぐだ
和名 ツバメ
学名 Hirundo rustica
英語名 House Swallow

6月2日(火) 快晴 参加者6名とびきりの快晴と、気持ちの良いそよ風のなかでのバードウォッチでした。水鳥の姿はほとんどなく、空を切って舞うツバメの姿が静かな湖面に映り、オオヨリキリの「ギョーギョーシー」の声が響いていました。林の中からメボソムシクイの「ゼニトリゼニトリ・・」の地鳴きが聞こえてきましたが残念ながら姿は見つかりませんでした。今日はカワセミの姿は見えませんでした。カワセミウォッチャーは暇そう?にしていましたよ。  
   
    静かなる 鏡の湖面に 舞うつばめ

今日の鳥種はゴイサギ アオサギ トビ キジ バン オオバン コアジサシ キジバト カッコウ ヒバリ ツバメ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ ウグイス オオヨシキリ メボソムシクイ(亜種コメボソムシクイと思われる) シジュウカラ ホオジロ カワラヒワ スズメ ムクドリ オナガ ハシボソガラス ハシブトガラス 26種でした。